東京の猫の関係する神社 美喜井稲荷(みきいいなり)

今回は、東京都港区にある神社「美喜井稲荷」に参拝してきました。

正式名称は「美安温閣 美喜井稲荷」といいまして、こちらの稲荷神社は通称「ねこ稲荷」と呼ばれており

お稲荷さんというとお狐様を思い浮かべるかと思いますが、こちらのねこ稲荷では猫の像が祭られています。

美喜井稲荷の猫像

本堂の頭貫の上にも猫の像があり、左側は眠り猫のうしろでスズメが戯れ合う様子が平安な世を表しているといわれています。右側には、赤鬼に寄りかかり魂(?)らしきものを食んでいる様子です。

神社の境内はとても狭く、数分で見終わることでしょう。

しかし、きちんとお賽銭を入れて心を込めてお祈りすればご利益があるかも?しれません。

こちらの祭られている猫さんは、その昔、火事において飼い主を救ったとされる「美喜井」という名前の猫さんです。他にも飼い主さんが「美喜井」に助けられることもあったそうです。

「美喜井」が亡くなった後に、偉いお坊さんが、「美喜井は比叡山から猫の形を借りてやってきた霊位の高い神様だ」と仰られたそうです。それ以来、「美喜井」を本格的にお祀りするようになり、この稲荷神社が建立された。という謂れがあるようです。

さて、お参りを済ませたあとは隣にあり「とらや 赤坂店」の虎屋菓寮でおいしい和菓子でもいかがでしょうか。

美喜井稲荷神社へのアクセス

  • 〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目9−19 [Google Map]
  • 電車でのアクセス:東京メトロ丸の内線、銀座線「赤坂見附」駅A出口より徒歩10分