黒ねこのルドルフと、ボスねこ・イッパイアッテナの物語が生まれてから、2026年で40年を迎えます。児童文学作家・斉藤洋のデビュー作でもあるこのシリーズに、新作刊行や漫画連載といった節目ならではの動きが発表されました。長く親しまれてきたノラねこたちの世界が、あらためて注目を集めています。
イッパイアッテナの過去が語られる、6年ぶりの新作

「ルドルフ」シリーズは、黒ねこルドルフと兄貴分のボスねこ・イッパイアッテナのノラねこ生活を描いた物語です。累計130万部を超えるこのシリーズに、6年ぶりとなる新作『おれのなまえはイッパイアッテナ』の刊行が決定しました。
本作は「ルドルフ」シリーズ第6作にあたり、公式リリースでは「いわゆる外伝」と位置づけられています。ボスねこのイッパイアッテナが、どんな生い立ちを経て、どのようにしてその名で呼ばれる存在になったのかが描かれます。小学生の読者はもちろん、かつてシリーズを読んでいた大人にとっても、物語の積み重ねを感じられる一冊です。
40周年の節目に広がる、新たな表現のかたち

シリーズ40周年を記念し、『ルドルフとイッパイアッテナ』は漫画作品としても新たに展開されます。2026年2月から、児童書ファンのための漫画サイト「ビブリオシリウス」にて、コミカライズ連載がスタート予定です。漫画は三枝えまが担当し、原作とは異なるコミカルなタッチで、ルドルフたちの姿が描かれます。
また、新作小説の表紙は、40年にわたりシリーズの表紙を描き続けてきた杉浦範茂による描きおろしです。長い年月をともに歩んできた作家と画家の関係性も、このシリーズの大きな特徴のひとつといえるでしょう。
作品名:おれのなまえはイッパイアッテナ
内容:『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズ第6作(いわゆる外伝)
原作:斉藤洋
表紙イラスト:杉浦範茂
漫画連載開始:2026年2月
掲載サイト:ビブリオシリウス
漫画:三枝えま
掲載サイト(ビブリオシリウス)関連URL:https://shonen-sirius.com/
まとめ
ノラねこたちの視点から描かれてきた「ルドルフ」シリーズは、40年という時間の中で多くの読者に寄り添ってきました。新作小説と漫画連載という新たな展開によって、物語は次の世代へと手渡されていきます。長年の読者にとっても、これから出会う読者にとっても、節目の年を感じさせる動きといえそうです。

