子どもたちの成長には、絵本が欠かせません。絵本は想像力を刺激し、言語能力や感情の発達にも大きな影響を与えます。そこで、この記事では、子どもたちにおすすめの絵本5冊をご紹介します。これらの絵本は楽しく読むだけでなく、学びやメッセージも盛り込まれています。豊かな世界観や魅力的なキャラクターが、子どもたちの心を引き付けることでしょう。ぜひ、子どもたちと一緒に読んで、楽しみながら成長していきましょう!
100万回生きたねこ
書籍情報
- 作者(絵):佐野 洋子
- 出版社:講談社
- 発行日: 1977年10月
- ISBN: 9784061272743
内容
「100万回生きた」というのが自慢の猫が主人公のお話です。
猫は生きていく中で、1匹の白い猫に出会います。
主人公は、白い猫を愛するようになります。主人公と白い猫は一緒に生きていきます。
※ネタバレのため結末は伏せています。
ポイントとテーマ
このお話は、死と愛そして生きる意味がテーマとしてあります。
少々難しいテーマになるため、3~5歳向けの絵本です。
生きる意味というのは大人でも難しく、多種多様な考えがあると思います。
この絵本を一緒に読んで、親子で話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
11ぴきのねこ
書籍情報
- 作者(絵):馬場のぼる
- 出版社:こぐま社
- 発行日: 1967年4月
- ISBN: 9784772100045
内容
この絵本はシリーズ化されている11ぴきのねこの第1作目です。
1作目では、11匹の猫たちが大きな魚を捕まえるための悪戦苦闘の物語です。
10匹の猫たちは力を合わせて大きな魚を捕まえ、みんなに自慢しようとしますが・・・
※ネタバレのため結末は伏せています。
ポイントとテーマ
このお話は、皆が力を合わせることで大きな目標を達成することがテーマとなっています。
他の絵本と比べると道徳や考えさせるような内容ではなく痛快で予想の付かない結末がポイントです。
このシリーズはアニメ化もされているほど人気シリーズとなっています。
なまえのないねこ
書籍情報
- 作者(絵):作: 竹下 文子 絵: 町田尚子
- 出版社:小峰書店
- 発行日: 2019年4月
- ISBN: 9784338261333
内容
主人公の猫は野良猫です。野良猫なので「名前」を持っていません。
野良猫は「自分の名前」を探して回ります。そして、猫は女の子に話しかけられ「本当に欲しかったもの」に気づきます。
※ネタバレのため結末は伏せています。
ポイントとテーマ
この作品は「黒ねこサンゴロウ」シリーズの作者の竹下文子さんと、
『ネコヅメのよる』の町田尚子さんがタッグを組んだネコ絵本です。とてもきれいな絵も見どころでファンも多い作品です。
猫が本当に欲しかったものとは。名前というのは。というのを深く考えさせられる作品です。
結末は涙なしには見られない感動的な作品です。
うきわねこ
書籍情報
- 作者(絵):作: 蜂飼 耳 絵: 牧野 千穂
- 出版社:ブロンズ新社
- 発行日: 2011年7月
- ISBN: 9784893095237
内容
ある日、主人公の猫の元にうきわが送られてきます。しかし、主人公が済んでいる町は海も川もありません。
浮き輪を送ってきたのは主人公のおじいちゃんでした。おじいちゃんから同封されていた手紙を読んで、手紙の通りにします。
はたして何が起こるのか・・・
※ネタバレのため詳細は伏せています。
ポイントとテーマ
この絵本はとても幻想的な内容になっています。お話も絵も素晴らしく楽しくも切ない内容です。
寝る前の読み聞かせとしてピッタリな1冊です。
大人が読んでも楽しめる素晴らしい絵本です。
あばれネコ
書籍情報
- 作者(絵):キューライス
- 出版社:KADOKAWA
- 発行日: 2020年9月
- ISBN: 9784047363991
内容
こちらはちょっと変わった絵本です。
『ネコノヒー』『スキウサギ』のキューライスさんが贈る、
とびきり愉快で暴れん坊なネコのお話です。
ポイントとテーマ
こちらは猫を飼っている人なら思わず「あるある。」という内容でねこちゃんが大暴れする内容です。
思わずクスリと笑ってしまう猫の無邪気な行動を楽しむ作品となっています。